物置を買おうと思ってホームセンターやネットショップを見ていて、ちょっと気になるのが「基礎(アンカー)工事」という物置の価格とは別でかかるオプションの項目…!

「基礎(アンカー)工事」って何?必要?なんで別途費用がかかるの?



はい、大事なことだから知っておいてくださいね!
そんな疑問にエクステリア業界の筆者が簡単にお伝えします。
物置の基礎(アンカー)工事とは?
その名の通り”物置の基礎”となる工事です。
「アンカー工事」や「転倒防止工事」などと言うメーカーもありますが、内容はほぼ同じと考えられます。
つまり、物置の強度を強めるために補強する工事です。
台風などの強風や荷物などの影響による、転倒などの被害を防止する目的があります。
また荷物の出し入れなどで加わる衝撃で、少しずつズレが生じる危険も考えられます。
近くに人が居る時に被害があると、大事故に繋がってしまう可能性すらあります。
物置に基礎(アンカー)工事は必要か?


基礎(アンカー)工事をなしにするとどうなるのかを解説しましたが、これらを避けるためにも特別な理由がなければ基礎(アンカー)工事はやることをおすすめします。
とても重要です!
それでも必要か?不要か?と悩むとしたら、おそらく費用面での負担が大きくなるからではないでしょうか?
物置の基礎(アンカー)工事がなしだと安い理由
ではなぜ基礎(アンカー)工事がなしだと価格が安いのか?
それは労力と資材が必要になるからです。
物置を設置する場所の条件にもよりますが、基礎工事は土や砂利の上だと以下の順序で行われます。
- ブロック設置
- 物置組み立て
- 基礎工事(穴掘り→金物取付→コンクリート打設)
以上の工程で物置の工事をした時に、基礎(アンカー)工事にかかる時間は1〜2時間程度が想定されます。
それに加えてコンクリートの材料と、掘削した土の処分費等がかかります。
“基礎(アンカー)工事なし”の場合、これらの費用がかからないために物置工事の価格が安くなります!


まとめ
実際に筆者は物置の工事をする者として、基礎(アンカー)工事は極力やることをおすすめします。
特に小さめの物置や縦長(高さのある)物置は、強風などで転倒・飛散しやすいです。
そういった危険面も踏まえて、物置の購入をご検討してみてください♪