外構エクステリア工事の部類でも、比較的DIYで行う人も多いであろう「防草シート」
砂利を敷く前であったり、人工芝を敷く準備の場合もあるでしょう。
そんな防草シートの敷き方として注意したいのが敷く前の準備である「除草」と「整地」です!
その2点の重要さについて解説します。
防草シートを敷く前には除草を

防草シートとは、地面から草が生えてこないように抑制するシートです。
すでに生えている雑草も今以上に伸びないだろうと、そのまま上から防草シートを敷いてしまおうとしていませんか?
それは場合によっては危険を生む可能性があります。
その理由は、すでに生えている雑草がシートの下でクッション代わりとなってしまうことです。
防草シートに覆われた雑草は、その生命力で伸びようとするでしょう。
しかし力尽きて萎れたとしても、防草シートの下で“フカフカ”とした感触を残すことになりかねません。
それはシートがめくれて雑草が生える原因になったり、場合によっては歩行の妨げになって転倒してしまう恐れも考えられます。
だからこそ、しっかりと除草をしてから防草シートを敷いていきましょう。
防草シートを敷く前には整地を

防草シートは主に家の周りに敷くことが多いですよね?
土がデコボコした状態だったり、細かい砂利や石ころが転がっているかもしれません。
そのまま防草シートを敷いてしまうとどうでしょう?
数ミリのシートを隔てて地面の脅威が襲い掛かってきます。
しかも防草シート敷いてしまっていたら、土のデコボコ具合や石ころが転がっているのが見つけにくくなってかなり危険です。
少しの手間を惜しまないで、ぜひ安全な庭作りをしてください。
除草と整地が出来ていれば危険回避に

除草と整地を行うと上の写真のような状態になります。
これなら防草シートを敷いても安心して暮らせそうじゃありませんか?
もしシートを敷いて、その上に砂利を敷いてしまったら、それから直そうとするのはかなり大変な作業となってしまいます…!
ぜひ防草シートを敷く前に、一度お庭の状況を確認してみてください。
砂利敷きは業者に依頼したほうが安くなる?
防草シートを敷く前にやるべきことを紹介しました。
読んでいて感じたかもしれませんが、砂利敷きの工事をDIYででやるには重労働なんです。
規模・範囲が狭く、労力や材料もあまり使わないようなら大丈夫でしょうが、業者に依頼する選択肢も視野に入れてみてはいかがでしょうか?
実は砂利敷きの工事は外構工事業者にとっては容易な部類で、工事代金を多くとることはあまりありません。
業者に頼むかどうかは、
「自分でDIYでやろうとするとトラックを借りる必要があるかどうか」
これを目安に検討してみてはいかがでしょうか?