透水性の機能性を求める方に大注目されている「ドライテック」
ドライテックとは“透水性コンクリート”でありますが、そんなドライテックが地域によって仕上がりが変わる!?
そんな噂を聞いたことはありませんでしょうか?
実際にドライテックをいろんな地域・エリアで施工している筆者が体感した事情をお伝えしてまいります。
※大前提として、筆者はドライテックが大好きであります。
ドライテックの仕上がりとは?

ドライテックは「透水性コンクリート」と言われているものの、表面の仕上がりだけ見るとアスファルトの方が近いイメージに見えるものです。
わかりやすく表現するなら『白いアスファルト』というのが一番しっくりきています。
色は一般的なコンクリートのようなグレー系の色ですが、表面の平坦性は一般的なコンクリートとは全く違い、アスファルトのように砂利のゴロゴロ感を感じられます。
仕上がりのイメージが変わるのは、この“砂利のゴロゴロ感”が実は問題でもあるんです。。
>>ドライテック(透水性コンクリート)は水勾配の取れない箇所でもOK!
ドライテックの地域による違いとは?

地域で仕上がりが変わるって、どういう仕組みなのかさっぱりわかりませんよね?
実は地域というよりも製造する工場によって違うというのが核心なんです。
ドライテックを製造する工場で、どの種類・大きさの骨材(砂利)を使うかによって、仕上がりとなる表面の見た目が大きく異なることになります。
- 大きい砂利を使えば表面の目は粗く
- 小さい砂利を使えば表面の目は小さく
一般的にはこのような差が生まれます。
そしてこの違いは工場によって決めているので、基本的には選択できません。
工場を変えればいいんですが、まだドライテックを製造する工場が少ないため限られてしまうものです。
地域によって仕上がりが変わるのは、地域毎に製造工場はある程度決まってきてしまうことにあります。
仕上がりの違いってそんなに気になるの?

ドライテックの仕上がりの違いについて伝えておりますが、実際に気になるものなのか?
答えはNOです!
実際にドライテック自体流通がまだ少ないので、比較対象が少ないことが一番にあります。
ドライテックを施工している僕自身、どちらが良くてどちらが良くないかとは感じません。

しかし注意したいのは「思っていた仕上がりと違う」と言うお客さんもいるのが事実。
>>ドライテックに色を付けておしゃれに!カラーが選べて遊び心も出せる
ドライテックはおすすめできるの?


まだまだサンプルが少ないドライテックについて、手探りで検討している方も多いのではないでしょうか?
施工業者の筆者からアドバイスするとしたら、透水の機能性を求めるなら前向きに検討していいでしょう。
ただただ興味があってドライテックを考えているのなら、実際に一度相談してみてはいかがでしょうか?
今後は「ドライテック(透水性コンクリート)」を施工対応する業者さんも増えていくと思いますが、まずは対応に難色を示さない業者さんを探して相談してみてはいかがでしょうか?