駐車場やアプローチなど新しくコンクリート工事をする時に、表面がキズだらけになっていたらがっかりしますよね?
これは工事している外構屋さんも同じで、せっかくキレイに仕上げた土間コンクリートが傷んでしまったらショックです。

もちろん意図的に足跡をつけたり、削ったりするわけではありません…!
その原因は実は意外なところにあったんです。。。
もくじ
土間コンクリートは固まるのに時間がかかる


土間コンクリート工事には「生コン」を使用します。
この生コンが硬化する前に平らに均し、表面をキレイに仕上げていきます。
厄介なのが、天気や気温によって硬化にかかる時間がまったく異なることです。
真夏は1〜2時間で固まってしまい、真冬は10時間程かかることもあります。
さらに真冬に気をつけなければならないのが、気温が4度を下回ると凍結してしまうことです。
それほど土間コンクリート工事は考えて施工しなければなりません。
表面が固まったように見えても歩くと削れてしまう


土間コンクリートの表面が固まっていても、その上を歩くときには気をつけなければなりません。
数日の間は通行禁止にするか、シート等で養生をして注意して通行をするようにします。
新しいコンクリートへの注意
- 鋭利なものを当てない
- 衝撃を与えない
- 物を引きずらない
- 靴を拗じらない
これらのことをすると、コンクリートはすぐにキズがつきます。
車が乗り入れできるのは1週間先!?
土間コンクリートの表面が固まっていても、通常約10cmの厚みとなるコンクリートの中身が固まるのにはさらに時間を要します。
季節・気温などの状況によって判断し、車が乗り入れするには3日〜1週間程度の養生期間を設けます。
これは固まりきっていないコンクリートが沈んだりすることを防ぐためです。
まとめ
土間コンクリートがデリケートなのは理解していただけましたでしょうか?
外構業者が土間コンクリートを施工した日は、興味本位で乗ったり触ったりしないようにしてあげてくださいね ♪