先日お客さんからある依頼を受けました。
「自分で駐車場のコンクリートをやってみたんだけど、上手にできなかったら助けて…!」
実はこのお客さん、外構業ではないのですが建設関係のベテランの職人さんです。
そんな方でもDIY感覚で土間コンクリートをやると、派手に失敗してしまうことがあるんです。
素人でも大丈夫!という場合もありますが、それは小規模だったりケースによって違います。
この事例を見て、ぜひ参考にしてみてください。
土間コンクリートで失敗!DIYで大丈夫?

今回紹介する失敗は、上の写真のようにコンクリートの表面がとても荒くなってしまっています。
- 表面が平らにならない
- 仕上がりの色が汚い
- 波型の模様がつく
この3つの症状は外構工事のプロでも難しく、天気や気温などの条件によっては失敗することがあるくらい重要なポイントです。
DIYやはじめてやろうとする場合、まずは広いスペースではなく小規模な場所でお試しください。
いきなり駐車場のような広いスペースをやろうとすると、きっとやってる最中に混乱して投げ出してしまうことでしょう…汗
どうして土間コンクリートで失敗するの?

今回の事例が施工されたのは1月の寒い時期でした。
気温が低く日が当たらない場合は、コンクリートが固まるのに時間がかかります。
その間に表面に水が浮いてくるので、定期的にコテを使って均す必要があります。
(真冬はじっくり10時間かけて施工することも少なくありません。。。)
それだけの長期戦を想定していないと、コンクリートを平らにしたらもう完成!と満足してしまって、最後まで行うべき“仕上げ作業”を怠ったことが考えられます。
その後コンクリートが固まって、表面の水が完全に引いたのを見て絶句したでしょう。
「こんなはずじゃなかった」と。
なんにせよ、まずは知識がないとコンクリートを扱うのは危険です。
これが真夏の暑い時期だった場合は、平らに均す前にコンクリートが固まってしまって、どうにもならずお手上げになってしまうことが多々あります。
まとめ
土間コンクリートは他のDIYと比較して難易度が高すぎます。
駐車場ほどの面積をやろうとするなら、失敗する可能性はかなり高いかと。。。
もし自分でやってみたいのなら、小規模な面積で試してみてください。
場合によっては外構工事のプロに相談することも、ぜひご検討してみてください ♪