外構・エクステリアの工事のなかで、比較的DIYとして自分で施工しやすいのが「砂利敷き」ではないでしょうか?
業者に頼むとどうしても費用がかかるし、「ホームセンターで材料買ってDIYしよう!」と思う人も少なくないでしょう。
防草シートを敷いて砂利を撒くだけだし、やること自体は単純で簡単なのですが、ほんの少しだけ気を付けて欲しいポイントをお伝えします。
砂利と防草シートをやる意味
基本的に家の周りの通路に当たらない部分に施工するとこの多いのが、砂利敷きと防草シートです。

なぜ土のままではいけないの?
建売住宅などでは土のままのケースも多いじゃん?
確かに土のままの方が、手間も費用はかからないしいいかもしれません。
ただ、そのままではデメリットとなる部分が3つ挙げられます。
- 雑草がエンドレスで生えてくる
- 雨などの泥はねで建物が汚れてしまう
- 土の上を歩いた靴で周りを汚してしまう
このように、生活しているな中で避けられない問題が浮かび上がります。
これらの問題を解消するために、比較的コストをかけない方法が「砂利敷き+防草シート」です。
土のままにしておくよりもメンテナンスが楽になり、圧倒的におすすめです。
防草シートをDIYで敷く際の注意点


砂利を敷く前にまずやるのが「防草シート」を敷くことです。
これは必須ではないのですが、雑草生え放題の状況を防ぐためには必須級であると考えてください。
「シートを敷くだけだろ?簡単だろ?」
そう感じるとは思いますが、2つだけ気を付けてほしいポイントをお伝えします。
防草シートを敷く前の「除草」「整地」が重要
これが一番難しい&大変なポイントで、単純にシートを敷くのではなく、除草して土を平らに均してから防草シートを敷く必要があります。
さらに必要に応じて、路盤固める「転圧」という作業をすることあります。
これらができていないと、砂利の量が多く必要だったり、歩くときにつまずきやすくなってしまうことがあります。
ただでさえ歩きにくい砂利の上なので、動線となる場所では特に注意が必要です。
>>防草シートを敷く前には除草と整地をしっかり行わないと危険なことも
防草シートは隙間なく敷くこと
これを手を抜いてしまうと後々に後悔することになります。
防草シートは隙間なく敷いてください。2枚をつなげる箇所では多少重なるように敷いてください。
雑草の生命力は強く、隙間からでも遠慮なく生えてきてしまいます。


砂利をDIYで敷く場合の注意点


「砂利なんて何も考えずにまくよ?」
はい、それで構いません。ただただ重労働をこなすだけであります。
しかし砂利での注意点は作業する前段階の部分です。
これを注意していないと施工を行うときに後悔することにもなりかねません。
砂利選びを間違うと費用が膨大に
砂利の種類は大量にあります。
価格帯も1袋300円程度のものから、2000円程になるものもあります。
まずは使う砂利を決めて費用を考えておかないと、「業者に依頼したほうが安かった」というケースも少なくないのが現実です。
砂利の量は先に計算しよう
砂利の量の目安は、5cm厚で敷くことを想定して1㎡あたり3~5袋が基本です。
まずは砂利を敷くエリアの面積(㎡数)を計算します。
そして「面積×5袋」として必要な砂利の量が計算できます。
最近ではトラックを貸出ししているホームセンターも多くありますが、そのあたりも先に検討しておくといいでしょう。
トラックが有料だったりすると、またまた「業者に依頼したほうが安かった」なんてことにもなりかねません。
砂利と防草シートはDIYより業者のほうが安いケースも
ここまで読んでいただいて感づいている方もいるかもしれませんが、実は砂利と防草シートを敷く工事では業者に依頼したほうが安いケースもあるんです。
シートを敷く前の路盤を固める作業は、業者さんなら難なく施工できます。
さらに砂利の種類にこだわらなければ、汎用の砂利は袋詰めよりバラ売りをトラックで直に購入したほうが圧倒的に安く購入できます。
トラックで大量の砂利を運ぶこともお手の物ですので、もし迷っているのなら一度相談してみてはいかがでしょうか?
DIYか業者に依頼かで迷ったら、砂利が自家用車で運べる量かどうかで検討してみてはいかがでしょうか?
DIYをする大きな意味であるコスト面が無駄にならないようにご検討ください♪